音の出ないゲームボーイカラーを修理する
久しぶりにゲームボーイカラーを起動してみたら、
- ソフトが読み込まれない
- 音が出ない
といった感じで壊れてました。
近々、IPS液晶にしてシェルも交換しようかなとは考えているけど、基盤はこのまま使うしかないので直しておきたい。
修理に使用した道具は最後にまとめているので、気になる方はチェックしてみてください。
分解
シェルの分解には、プラスドライバーとY字のドライバーが必要です。任天堂さんの他のゲーム機の分解にも使えるので、持っていない場合は一式持っておくと便利です。
まずは本体の背面から。Y字のドライバーで固定されているので、全て外します。
シェルを外した次は、基盤のネジを外します。基盤はプラスドライバーで固定されています。
ネジを取り外したら基盤を持ち上げますが、ここで気をつけるポイントがあります!
以下画像の右側にオレンジ色っぽい線が伸びていますが、これは液晶と繋がっているので切らないように注意して下さい。
(心配な方はこの時点で基盤から取り外してもいいと思います。)
線を切らないようにしながらゆっくり基盤を持ち上げます。
これで分解は一通り完了です。
修理(お掃除)
ここからは、基盤を掃除して不具合の解消を目指します。
まずは音の問題を解決するため、スピーカー部分の掃除から。
無水エタノールを綿棒に染み込ませて、溜まっているゴミや汚れを落としていきます。
次に、接点復活剤を使用します。こちらも綿棒に染み込ませて、ボタンの設置部分とゲームソフトの読み込み部分になじませます。
接点復活剤はスプレータイプの物を使用していますが、あえて綿棒に直接染み込ませています。吹き掛ければ良いというものではないので、必要最低限の箇所にのみ使うためです。
分解したついでに、シェルやボタンの汚れも軽く落としました。買ってから一回も分解してないから20年分(もっとか)の汚れが溜まってました、、
動作確認
お掃除が終わったので、組み立ていざ確認。単三電池と懐かしの名作をセットします。
スイッチオン!!
ロゴが表示され、無事ソフトが読み込まれました!
よかった〜!!音もしっかり出力されています。
それにしても、画面こんなに暗かったっけ?
使った道具たち
今回の修理に使った道具をまとめておきます。どれも長く使えるものなので、持っておいて損はないかと思います。
気になる方はチェックしてみてください〜。